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高齢者の入れ歯!健康と笑顔を維持しよう

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「高齢者は入れ歯を入れるとどうなるの?」「入れ歯って必要なの?」
年齢と共に、さまざまな原因で歯を失った場合、多くの方が向き合う問題です。
歯を失ってしまった高齢者にとって、入れ歯は生活必需品といえます。また、失った歯をそのまま放置するとさまざまなリスクを抱えることがあります。
本記事では、高齢者における入れ歯について、次の内容を紹介していきます。

●入れ歯の役割と重要性
●れ歯の種類
●入れ歯の注意点とケア方法

自分の入れ歯や家族の入れ歯について悩んでいる方は、是非とも参考にしてください。

高齢者における入れ歯の役割と重要性

入れ歯は高齢者の口腔内の健康維持と、生活の質を向上させる大切な役割を担っています。入れ歯の役割と重要性は次のとおりです。

1.咀嚼機能の回復
2.発音や会話の改善
3.口腔内の健康維持
4.心の安定

順番に説明していきます。

1:咀嚼機能の回復

咀嚼(そしゃく)とは、口の中で食べ物を適切な大きさに嚙み砕く動作のことです。
咀嚼すると唾液と混ざり消化酵素の働きを促し、食べ物の消化と栄養素の吸収がスムーズにされるようになります。

歯を失うと、咀嚼機能が低下します。食べ物を十分に噛めなくなり、消化不良や栄養摂取が不十分になるリスクがあります。咀嚼して食べ物をうまく噛み砕けないと、喉に詰まらせたり 、うまく飲み込めず気管に落ちてしまう誤嚥(ごえん)する危険性も。高齢者の命を脅かす肺炎などの病気を引き起こすことも考えられます。
高齢者の健康を維持するためには、歯を失ったまま放置せず、入れ歯を利用して咀嚼機能を回復・維持させることが大切です。

2:発音や会話の改善

歯を失うと発音がうまくできないため、話しづらくなり、会話に支障をきたすことがあります。発音は歯・舌・唇と協力して形成されます。特に前歯は大切な役割を担っており、サ行などの発音がうまくできず、聞く人にとって音の違いを区別しにくくなります。また、歯がない部分は、唇と舌が接触し余分な音が発生します。これらの原因によって、明瞭な発音ができず、聞き取りやすさが低下します。

聞き取りにくい発音になると会話が難しく、自分の思ったことがうまく伝わらないと、ストレスに感じることもあります。入れ歯を使用して、失ってしまった歯の部分を補うと発音するために大切な歯・舌・唇のバランスが改善され、明瞭な発音を取り戻せます。

3:口腔内の健康維持

歯を失ったままにしていると、口腔内の環境と顎の骨にも悪影響を及ぼすことがあります。歯は空いているスペースに動く習性があります。歯が抜けたスペースに周りの歯が移動し、倒れてくることがあります。また、顎の骨が吸収されることもあります。
入れ歯を入れると、残った周りの歯や歯ぐき、顎の骨を守ることにつながります。

4:心の安定

歯を失うことは、見た目にも大きな影響を及ぼすことがあります。見た目が気になってしまい、人前に出ることや笑顔になること、写真を撮られることも嫌になってしまう可能性も。個人差はありますが、自己意識の低下がストレスの原因になります。
入れ歯を入れることで自然な笑顔を取り戻し、自分の笑顔に自信が持てると、精神的な安定へとつながります。

入れ歯で後悔しないために >

総入れ歯と部分入れ歯

入れ歯は「総入れ歯」と「部分入れ歯」の2タイプがあり、それぞれ個人の口腔状態に合わせて作られます。どちらのタイプも取り外して清掃可能です。

総入れ歯は、全ての歯が欠損している場合に使用されます。唾液を介して歯ぐきや上顎、下顎に吸盤のように密着させます。歯ぐきなどの粘膜のみで吸着させます。

部分入れ歯は、一部の歯が欠損している場合に使用します。欠損している歯の周りにある健康な歯に金属製のフレームやバネをつけて固定するため、総入れ歯より安定感はありますが、バネをかける歯に負担がかかります。

入れ歯とは >

保険の入れ歯と自費の入れ歯

総入れ歯と部分入れ歯のどちらも、保険適用されるものと、自費で作製するものがあります。自費で作製する入れ歯は費用がかさみますが、さまざまなメリットがあります。自分の希望や予算に合わせて歯科医師と相談しながら選択しましょう。

保険の入れ歯のメリットとデメリット

保険適用で作製する入れ歯のメリットは、保険対象のため費用が低く、短期間で作製できます。また、比較的構造がシンプルで入れ歯に不具合があったときに修理が簡単なケースがほとんどです。

デメリットとして、入れ歯に使用できる素材がレジン(プラスチック樹脂)のみと限定されており、割れやすい傾向にあります。強度を高めるために厚みをつけて作製すると、違和感を覚えやすくなり、食べ物や飲み物の温度を感じにくくなります。
部分入れ歯では金属を使用するため、入れ歯だと分かりやすく審美性に欠けます。

自費の入れ歯のメリットとデメリット

自費で作製する入れ歯のメリットは耐久性やフィット感があり、違和感があまりないことです。また、見た目の美しさや機能性が高いことも挙げられます。
金属床義歯(粘膜に当たる土台部分が金属の入れ歯)を選ぶと入れ歯は薄く熱を感じやすくなり、食べ物や飲み物が美味しく感じるでしょう。部分入れ歯では、金属を使用しないノンクラスプデンチャー(歯にかける留め具がない入れ歯)などを選ぶと残っている周りの歯を痛めることが少なく、歯や歯ぐきに馴染んだ見た目になります。

デメリットとして、保険適用ではないのでため費用が高いことや、入れ歯の素材によっては、修理が難しいケースもあります。自費の入れ歯の作製費用が気になる方はお気軽にお問合せください。

入れ歯が上手な歯医者さんの見分け方 >

入れ歯における注意点とケア方法

入れ歯は作製して終わりではなく、数回にわたる調整が必要です。また、自宅でのホームケアと歯科クリニックでの定期的なケアが必要です。

入れ歯の調整

入れ歯を初めて装着すると、痛みや違和感を覚えることがあります。その場合は、痛みの出るところを確かめながら、少しずつ入れ歯を調整していきます。個人差はありますが、調整するために何度か通院する必要があります。痛みや違和感があるときは、早めに相談することが大切です。

自宅でする入れ歯の手入れ

入れ歯は清潔に保つため、自分でお手入れをする必要があります。食後に入れ歯専用の歯ブラシで歯磨き粉をつけず磨き、入れ歯を使用した日は、入れ歯専用の洗浄剤に浸けるとよいでしょう。入れ歯を手入れせず不潔の状態で使用し続けると、誤嚥性肺炎のリスクが高まるためです。
また、入れ歯は乾燥に弱いため、外しておくときは専用の容器に水を入れて、その中で保管しましょう。

定期的なメンテナンスが必要

入れ歯は長期間使用していると、合わなくなってきます。入れ歯を支える顎の骨は常に変化しており、骨が痩せて土台となる顎の骨が小さくなります。そのため、入れ歯と粘膜の間に隙間ができ外れやすくなったり、違和感が生じたりします。
また、入れ歯の歯の部分が削れてしまい、嚙み合わせに変化が生じると、入れ歯が不安定になり外れやすくなります。天然の歯と同じように歯石も付着し、粘膜にあたる面に付着すると違和感を覚えるようになるでしょう。

入れ歯が壊れてから歯科クリニックを受診するのではなく、定期的に検診を受けることが大切です。少しずつ変化する口腔内に合わせて、入れ歯も調整が必要です。入れ歯を快適に使うためには、きちんと定期検診に通いましょう。

まとめ

歯を失ってしまった高齢者にとって入れ歯は、とても大切な役割を担っています。入れ歯を使用し、よく噛んで食べることは、健康の維持に繋がり、自信のある笑顔と、心の安定にも繋がります。
歯を失った状態のまま放置するのではなく、まずは歯科クリニックで入れ歯について相談してみましょう。

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