インプラント治療のメリット・デメリットについて
どの治療法にもメリット・デメリットがあります。その点に関してはインプラント治療も同じです。
インプラントは、歯科医療の臨床の場において、多大なメリットを与えてくれる治療方法であることは周知の事実であります。
ただし、メリットばかりに目を向けるのでなく、デメリットも把握したうえで治療法を選択することが大切だと考えています。
ここでは、インプラントのメリット、デメリットについてまとめています。
インプラントのメリット
- 固定式で安定性がよく、自分の歯のように噛める。
- 周りの歯に負担をかけず、残っている健康な歯の寿命を延ばすことができる。
- ブリッジのように隣り合う健康な歯を削ることなく治療できる。
- 入れ歯のように金属のバネが見えることがなく、かぶせ物もセラミックで白くきれいに仕上げることができる。
- インプラントを機能させる事で顎の骨が痩せるのを抑える事が出来る。
インプラントのデメリット
- 外科的手術が必要になる。また、外科的手術を行う上での偶発症が起こりうる。
- インプラント手術をしてから、顎の骨と結合するまで、3～6ヶ月の期間をおく必要があり、治療期間が長くなってしまう。
- 一部の持病をお持ちの場合は、病状によってはインプラント治療が出来ないことがある。
- 保険が適用されないため、保険の入れ歯やブリッジと比べ、治療費が高い。
