インプラントは保険が適用されませんが、医療費控除を受けることができます。
医療費控除とは、家族が1年間で支払った医療費が10万円を超えた場合、前年度分の金額を確定申告することで、税金分が還付される制度です。
医療費控除額の対象になる金額は、1年間で支払った医療費の総額から10万円を引いた金額です。
支払った医療費という枠の中には、クリニックへ通うための交通費も含まれますので、忘れずに計算に入れましょう。
このように控除対象額を計算し、確定申告を行うと、対象額の中の課税分だけが還付されるというしくみです。
対象額の最高限度額は、200万円とされています。また、家庭の所得が200万円までの人は、10万円が引かれるのではなく、所得合計額の10%が引かれます。
150万円の所得であれば、15万円が引かれるということになりますね。
確定申告の提出方法は、毎年2月から3月にかけて行われています。
今までは税務署や市役所、区役所に出向いて手続きをする必要がありましたが、最近では郵送やオンライン上で簡単に済ませられる法も出ています。
大変便利なシステムですので、忙しい方などは、国税局のホームページの確定申告書のコーナーで手続きを済ませてしまうのも一つの方法です。
確定申告する場合は、確定申告書に内容を記入することになりますが、その他に医療にかかった費用の証明として、医療費の領収証が必要です。
また、所得を証明するものとして、源泉徴収票が必要になります。
医療費の領収証がないと控除対象にはなりませんので、失くさずにきちんと保管しておくことが大切です。
歯科インプラント治療の医療費控除
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