渋谷の歯医者・歯科|渋谷宮益坂歯科
渋谷駅東口から徒歩1分で通いやすい

TEL

土日も診療可能! 平日夜19時半まで診療
平日 9:00~19:30 土・日 9:00~17:30

03-3407-8503 平日:9:00-13:00 / 14:00-19:30
土日:9:00-13:00 / 14:00-17:30休診日 祝祭日のみ
宮益坂公式Instagram 初診のご予約 再来院のご予約 お問い合わせはこちら

歯科検診と予防歯科の違いは?

渋谷駅から
徒歩1分

歯科検診と予防歯科の違いは何?

歯科検診と予防歯科は目的が違います。

歯科検診は、お口の中に異常がないかを調べることを目的としています。

予防歯科は、お口の中の環境が悪くならないように予防することを目的としています。その取り組みの1つが歯科検診です。つまり、歯科検診は予防歯科の中に含まれているというように考えることができます。

具体的な歯科検診と予防歯科の内容についてお話していきます。

歯科検診で自分のお口の健康状態を知り、大切なお口の健康を守ろう!

歯科検診と聞くとどのようなイメージがありますか?

学校で歯科検診を受けたときには、5番まる、7番Cなどと数字や記号、アルファベットを聞いたことがあるのではないでしょうか。これは、先生がお口の中の状態を確認しているのです。
どのようなことが確認できるかと言うと、虫歯があるか、歯周ポケットの深さ、舌・唇・頬の粘膜に炎症がないかなどです。目視での確認以外にも、レントゲンを撮って歯と歯の間や歯の根っこの部分まで確認することもあります。

一度治療した歯は、詰め物や被せ物の隙間から虫歯になったり、詰め物や被せ物が古くなっていたりするので、しっかり確認することが必要です。歯以外にも口内炎や食いしばりの痕なども確認しています。自分では見ることができない細かい部分までしっかりと確認してもらうことができます。

近年、日本全国民に対して毎年の歯科健診を義務づけるという「国民皆歯科健診(こくみんかいしかけんしん)」制度の導入が検討されています。導入の検討に向け、2022年4月に「国民皆歯科健診実現プロジェクトチーム」が発足しました。

この制度が検討された背景として、日本国民の歯を大切にする意識が低いことが挙げられています。高校生までは学校で歯科健診が行われていますが、大人になると痛みを感じてから歯科医院へ行く人が多い傾向にあります。厚生労働省が平成29年に実施した患者調査では、歯周病などのお口の病気の総患者数は、約400万人もいるという結果が出ています。

虫歯や歯周病はお口の中の健康だけでなく、全身の健康にも関係しています。例えば、歯周病が関係している病気だけでも、心血管疾患、糖尿病、骨粗鬆症、誤嚥性肺炎、低体重児早産などがあります。全身疾患につながる前に、お口の中から健康にしなければなりません。定期的に歯科検診を受けて、お口の病気の早期発見・早期治療が大切です。

歯のクリーニング >

予防歯科を実際にやってみよう!

予防歯科とは、虫歯や歯周病になってから治療をするのではなく、歯の病気にならないために予防をする取り組みのことです。予防歯科には、歯科医院で行うプロによるケアと家庭で行うセルフケアの2種類があり、両方を行うことで効果が得られます。

歯科医院で行うケアには、歯の表面にフッ素を塗る・歯石を取る・染め出しをしてブラッシング指導をするなどがあります。虫歯を作らない、歯周病を発症・進行させないお口の環境を作ることが非常に大切です。このような予防をすることにより、虫歯や歯周病などのリスクを減らすことができます。

お家でもできるセルフケアはたくさんあります。まずは知らない人はいないであろう、歯磨きです。歯ブラシは使い心地が良い自分に合ったものを使いましょう。
そして1ヶ月に一度新しい物に交換するようにしましょう。次に、歯ブラシだけでは取り切れない歯垢があるので、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯の隙間までしっかり綺麗にしましょう。忙しく、歯磨きができない時には洗口液(うがい薬)を使用するのも良いでしょう。

そのほかにも、生活習慣を見直すことでお口のケアにつながることがあります。ダラダラ食べていると虫歯ができやすい環境になるので、食事は決まった時間に取るようにしましょう。

歯の基本・歯磨き方法 >

なぜそんなにお口の病気を予防したほうが良いの?

では、なぜ予防歯科がそんなに大切なのか、予防歯科のメリットをお伝えします。

1つ目は、年齢を重ねるほど、将来残っている歯の本数に差が出ることです。8020運動という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
これは1989年より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推奨している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば食生活にほぼ満足できると言われており、自分の歯で食べる楽しみを味わえるようにという願いが込められています。
予防することで、たくさんの歯を残し、生涯楽しい食事の時間を過ごすことができます。

2つ目は、将来の歯の治療費が少なくなることです。定期的に歯科検診を受診していたら、意外と高くなるのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、歯の治療費はこんなにかかるの?と驚く方が多いです。

一度進行してしまった虫歯は元に戻ることはありません。虫歯を治療するとき、進行度により治療費はもちろん、治療日数も変わります。軽い虫歯の場合は、虫歯を削ったあと詰め物をしたら終わりますが、ひどくなると神経を抜いて膿が出なくなるまで薬を入れて仮止めをし、綺麗になってから詰めて被せ物をして…と治療に長期間かかります。
痛みがある場合には痛み止めの費用もかかります。さらにひどい場合には、歯を抜いて入れ歯や差し歯などになり、さらに高額な治療費になります。

積極的に予防することで、もし虫歯になった場合でも早期発見することができます。歯の神経や歯自体がなくなり、何万円もの治療費がかかることを考えると、定期的に数千円の出費でお口の健康が守ることができれば、どれほどお得なのか分かりますね。
見た目を美しくするための保険適応外の治療方法もたくさんあり、それを選べばもっと費用はかさむでしょう。見た目を気にするのであれば、より一層予防歯科をおすすめします。その理由がこの後の3つ目につながります。

3つ目は、お口の中がスッキリして見た目も美しくなることです。歯科医院でのケアでは、仕上げにPMTCを行います。PMTCとは、専用のブラシが付いた機器とフッ素が入った歯磨き粉を使って、歯磨きでは落とせない歯石や磨き残しを徹底的に清掃することです。
歯科衛生士が歯石を取ってくれたり、コーヒーやお茶の着色も落としてくれたりするのでお口の中の環境が整い、見た目も綺麗になります。舌で触ってわかるほど歯の表面のざらつきがなくなり、つるつるしてお口の中がスッキリして晴れやかな気持ちになります。

今回は大きく3つの理由をお話しましたが、深掘りしていくともっとたくさんメリットがあります。年齢を重ねたときに歯の本数が多いと認知症のリスクを減らせることや、健康寿命が延びることなども近年の研究で分かってきています。
また、虫歯や歯周病の早期発見は痛みに苦しむ前に治療を受けることができます。ここでは詳しい研究内容や歯の治療の流れは割愛しますが、知れば知るほど予防歯科の良いところがたくさん見つかります。

歯磨き指導(TBI)と歯みがきの重要性 >

まとめ

ここまで読んでいただいた方は、予防歯科の大切さが伝わっていると思います。今すぐにでも歯科医院へ行きたくなったのではないでしょうか。

痛くなってから歯科医院へ行き、治療をする、という繰り返しでは、経済的にもお口の中の環境的にもベストではありません。いずれ歯はなくなってしまい、後悔するでしょう。そうならないためにも、早めに定期検診の予約を取りましょう。
はじめの一歩を踏み出すのは腰が重く、面倒なこともあるかもしれませんが、予防しておいて後悔することはありません。また、自分の歯を大切にする意識のもと、家庭でのケアをしていきましょう。歯科医院では、歯科検診のあとにセルフケアのアドバイスもしてくれます。磨くのが苦手な部分やあなたに合った磨き方を教えてくれるでしょう。

あなたの歯がこれからも健康で美味しい食事を味わい、生き生きとした生活を送ることができることを祈っています。

アクセス ACCESS

渋谷の歯医者
渋谷宮益坂歯科
渋谷駅から1分の歯医者

〒 150-0002
東京都渋谷区渋谷1-14-9 藤和宮益坂ビル6F

  • JR 渋谷駅
    東急東横線 渋谷駅 【東口 徒歩1分】
    東京メトロ 銀座線 渋谷駅 徒歩1分
    東京メトロ 半蔵門線 渋谷駅 徒歩2分
  • TEL 03-3407-8503