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目次
歯ぎしり食いしばりについての説明動画
歯ぎしりから歯を守るには?
歯ぎしりから歯を守るためにマウスピース(ナイトガード)をつけることをオススメします!!
マウスピースの効果
マウスピースを使用することにより、歯に加わる力を分散させることができ、歯やつめ物・かぶせ物が欠けたり割れたりするのを防ぐことができます。
また、顎関節症の改善や筋肉の緊張を解消する効果もあります。
マウスピースの種類と特徴
- ①ソフトタイプ:
ゴム製の柔らかい素材でできていて、装着による違和感は少ないです。歯ぎしりによる力が強い場合は削れて穴が空いてしまうことがあります。
- ②ハードタイプ:
レジンと呼ばれる硬い樹脂素材でできていて、装着時の違和感が強く噛み合わせの調整が難しいです。削れて穴が空くなどのトラブルが少ないです。
マウスピースの種類の説明動画
市販のものとの違いって??
市販のものはゴムでできたマウスピースをお湯で柔らかくし、歯に合わせて作成していくものが多いです。気軽にできるのは良い点ですが、適合が悪く違和感が強いのがデメリットとなります。
一方、歯科医院で作るマウスピースはご自身の歯型に合わせて圧接して作るためフィット感がいいものとなります。
歯科医院で作るマウスピース
歯科医院で型どりを行い(一般的には上顎のみ)、歯型に合わせたものを吸引加圧装置で圧接し作成します。
嘔吐反射が強い方、装着時の違和感が強く使えない方の場合には下顎で作成することもあります。
どれくらい持つの??
マウスピースは時間が経つと、すり減って穴があいたり、変形しまうことがあります。修理もできますが大幅な修復を要する場合は新製したほうがいいでしょう。
個人差や使用頻度にもよりますが、1年くらいが一般的に寿命と言われています。ソフトタイプですぐに穴が空いてしまう場合にはハードタイプの作成を検討しましょう。
また、定期的にマウスピースに穴が空いてないかどうか歯科医院でチェックしてもらうことも大切です。
マウスピースの保管方法
とお手入れ
マウスピースを外したら、流水下で柔らかめの歯ブラシを使って洗いましょう。
*熱湯は変形の原因になるため
注意が必要です。
歯磨き粉はマウスピースを傷つけてしまうため使用しないでください。また、目に見えない汚れや細菌を取り除くために専用の洗浄剤を使用することをオススメしています。
また、定期的にマウスピースに穴が空いてないかどうか歯科医院でチェックしてもらうことも大切です。
紛失や破損の原因になるため、専用のプラスチックの容器に入れて保管してください。
マウスピースの洗い方
マウスピースの費用
マウスピースは保険適用で作ることができます。
3割負担でおよそ3000-5000円程度となります。
また、定期的にマウスピースに穴が空いてないかどうか歯科医院でチェックしてもらうことも大切です。
半年経てば再度保険適用で新製することができます。
マウスピースの
メリットまとめ
・力が分散され、
歯のすり減りを防止し歯を守ってくれます
・つめ物などの補綴物を長持ちさせることができます
・顎の筋肉疲労が減り、痛みや疲れの症状・肩こりなどが改善される可能性があります