◆ 知覚過敏とは?
冷たい物や温かい物を食べた時に虫歯が無くてもしみてしまう症状の事です。
歯の表面はエナメル質で覆われていて刺激から守られています。しかし、ブラッシング時に過度な力を与え続けてしまうと歯茎が削られたり、歯周病や歯槽膿漏により、歯茎が下がってしまいます。
そうするとエナメル質がない部分が露出してしまい、歯の神経に伝わるのがしみる原因です。
◆ 麻酔はどれくらい効いてるの?
個人差がありますが、2時間半から3時間程持続します。
その間にお食事をされる場合は感覚が鈍くなっておりますので、やけどやほっぺを噛まないように十分にお気を付けて下さい。
◆ 歯の治療をした後、つめ物をしたあとしみるのはなぜ?
虫歯を削った後、歯の神経に近い所までつめ物が入ります。そうすると冷たい物や物を噛んだ時の刺激を歯の神経が拾いやすくなり、しみたり、痛みが出ることがあります。
個人差がありますが1ヶ月から2ヶ月で歯の神経が収縮されて痛みは感じなくなってくることが多いです。
しかしながら、何もしなくても痛みが引かない、時間が経過しても症状が軽減しない時は歯の神経を取り除く処置をすることがございます。そうした症状が続く場合は、すぐに担当医と相談することをオススメします。
◆ 歯の神経を取るとは?取るとどうなるの?
歯の中には歯の神経と呼ばれる歯の神経が通っていて、健康な歯は栄養をもらって生きています。
虫歯が進行すると歯の神経が細菌により炎症を起こします。そのままにしてしまうと痛みが出てしまうので歯の神経を取り除き、消毒し、再び細菌が侵入しないように封鎖する処置を行います。
歯の神経を取ってしまった歯は枯れ木と同じ様に栄養が行き届かず、脆くなりヒビがはいりやすかったり、折れやすくなってしまいます。それを防ぐ為、歯の神経を取り除いた後は歯にかぶせ物をすることが多いです。
◆ 歯の土台とは?
歯根の神経治療をした後の歯の真ん中は空洞になっています。そのままにしてしまうと細菌が入ったり、強い力が加わった際に少なくなった歯が割れてしまうこともございます。
そうならない為に歯にコアと呼ばれる土台を入れる必要があります。