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親知らず(智歯)について

親知らず(智歯)について

親知らずとは、前歯から数えて奥へ8番目の永久歯のことです。

上顎、下顎それぞれの左右の奥なので、上下左右合わせて4本生える可能性があります。

正式名は下顎第三大臼歯および上顎第三大臼歯と言います。 英語では「wisdom tooth」と言い、その訳から知恵歯(ちえば)、智歯、知歯(ちし)とも呼ばれます。
about Wisdom teeth
親知らずは、思春期後半から20歳前後に生え始めることが多いです。

でも、死ぬまで生えない人もいます。

昔の日本人の平均寿命が40歳前後だった頃に、20歳前後で生えてくる子供の歯を親は見ることができないから「親知らず」という名になったと言われています。

英語の方は、物事の分別、知恵がつく年頃に生えてくる歯、というのが名の由来と言われています。

人類の歴史から見ると、進化の過程で、親知らずは逆行して退化の方向にあります。

例えば、ゴリラ等の類人猿は親知らず4本を含めて32本の永久歯を持っています。

人類も大昔は同様に32本でしたが、その頃の人の頭部は大きく、顎も広かったため32本でよかった。

しかし、進化して顔が小さく、顎が狭くなるにつれて、親知らずがあると骨格上の問題も起こるようになりました。

進化で顔が小さくなった理由については、昔は硬い食べ物を食べるのに強い歯と顎が必要だった、人類が火を使うようになって以降、食べ物を加熱して柔らかく調理して食べるようになり、歯と顎が縮小、退化したのではないかと言われています。

親知らずの問題点としては、生え方によっては隣の歯を圧迫し、歯ブラシが入りにくい隙間ができて、虫歯や歯周病になりやすい衛生上の問題があります。

また、歯並びや噛み合わせが悪くなる問題もあります。

それらの難点を解決するために、抜歯という選択肢があります。