ウォーキングブリーチ

現在の治療費と異なる場合がございます。最新の治療費は料金表をご確認ください。

ウォーキングブリーチについて

ウォーキングブリーチとは、外傷や虫歯によって歯の神経を失った歯（失活歯）に対して行うホワイトニングのことをいいます。

神経を抜いて変色してしまった歯は普通のホワイトニングでは効果がでません。

神経がない歯に対し、歯の内部に漂白剤を入れて歯の内側から白くしていく方法のことを言います。

ウォーキングブリーチを動画で解説

ウォーキングブリーチ　
こんな方におすすめ！！

・神経がない歯の変色がきになる
・神経がない歯をなるべく削らずに白く
したい
・できる限り安価で白くしたい

ウォーキングブリーチ　方法

① 歯の状態を確認
ウォーキングブリーチを始める前に、虫歯や歯の根の状態を確認します。必要に応じて処置を施します。

② 歯の内部に漂白剤を入れます
根の治療の際に歯の内部に入れた薬を取り除いて、漂白剤を入れます。

③ 約1～2週間ごとに内部に入れた漂白剤を交換する
2-3回繰り返すことで効果が出ることが多い
です。

④ 詰め物で蓋をする
ご納得いく白さが得られたら、内部の漂白剤を取り除き、プラスチックの材料で穴を埋めて完了です。

ウォーキングブリーチ　
費用・期間

ウォーキングブリーチは、保険適用外の治療と
なります。

ウォーキングブリーチ　
メリット・デメリット

【メリット】

・歯を削る量が少なくて済む
・痛みがない
・被せ物にするよりも安価

【デメリット】

・後戻りをすることがある
・どこまで白くなるかやってみないとわからない
・漂白剤の化学反応で内圧が高まり痛みが出ることが
稀にある
・保険が効かない

ウォーキングブリーチが
できない方

・歯の神経が残っている歯

・歯の状態が脆くなっいる

・無カタラーゼ症

・妊娠中・授乳中の女性

・１８歳未満の方

・重度な虫歯や歯周病や根の病変がある歯

歯の根の治療について

ウォーキングブリーチの症例

症例1

基礎情報

年齢・ 性別	40代・女性
主訴	右上2番の着色が気になる
治療内容	右上2番ウォーキングブリーチ
治療期間	約1ヶ月
治療費	合計16,500円 ウォーキングブリーチ5,500円×3回 （2023年1月現在）
リスク・副作用	漂白の効果には個人差があるため、必ずしも同等の効果が得られるとは限りません。
治療方針	右上2番の裏側から穴を開けて、漂白剤を入れて1週間程で薬の交換を行う。 1週間毎に薬の交換を行ったが、少しずつ茶色い歯が目立たなくなり、患者様も満足しておられました。
担当者所見	1週間毎に薬の交換を行ったが、少しずつ茶色い歯が目立たなくなり、患者様も満足しておられました。

Before

After

症例2

基礎情報

年齢・ 性別	40代・男性
主訴	失活歯（神経のない歯）である右上1番の色が気になる。
治療内容	右上1番ウォーキングブリーチ
治療期間	約1ヶ月
治療費	合計16,500円 ウォーキングブリーチ5,500円×3回 （2022年7月現在）
リスク・副作用	後戻りすることがあります。 漂白剤の化学反応で内圧が高まり痛みが出ることがあります。 神経が残っている歯や、状態の脆い歯には行えません。 重度な虫歯や歯周病や根の病変がある歯も行えません。 18歳未満、妊娠中、授乳中、無カタラーゼ症の方には行えません。
担当者所見	1回目で少し黄色みがなくなった。 2回目明るくなったがまだ少し暗い印象であった為3回行った。

Before

After

症例3

基礎情報

年齢・ 性別	20代・女性
主訴	他院で抜髄した右上1番が変色してきたため、色味を綺麗にしたい。
治療内容	右上1番ウォーキングブリーチ
治療期間	約2ヶ月（4回）
治療費	合計22,000円 ウォーキングブリーチ5,500円×4回 （2023年2月現在）
リスク・副作用	効果には個人差があり、後戻りすることがあります。 歯の裏側に穴を開けて漂白剤をいれます。漂白剤の化学反応で内圧が高まり痛みが出ることがあります。 神経が残っている歯、重度な虫歯や歯周病や根の病変がある歯には行えません。 18歳未満、妊娠中、授乳中、無カタラーゼ症の方は行えません。
担当者所見	1回では効果が感じられず、回数を重ねた。 3回目では効果を感じられたがもう少しやってみたいとの要望。4回目で患者様も大きく変化を感じられたが一度仮蓋にて期間を置き様子を見た結果、治療前後で色味が明るくなった。

Before

After

途中経過

症例4

基礎情報

年齢・ 性別	30代・男性
主訴	20年前に神経治療を行った右上1番の色味が気になる
治療内容	右上1番ウォーキングブリーチ
治療期間	約2ヶ月（4回）
治療費	22,000円（5,500円×4回） （2024年1月現在）
リスク・副作用	後戻りすることがあります。 漂白剤の化学反応で内圧が高まり痛みが出ることがあります。 神経が残っている歯や、状態の脆い歯には行えません。 重度な虫歯や歯周病、根の病変がある歯も行えません。 18歳未満、妊娠中、授乳中、無カタラーゼ症の方には行えません。
治療方針	右上1番の裏側を削り穴を開け、漂白剤を入れて行う。 1-2週間程での漂白剤の交換を4回行った。
担当者所見	1回目ではあまり変化は見られなかった。 2回目から黄色みもなくなり、患者さまも効果を得られたがまだ少し気になる。 4回目で左上1番と同じくらいまで白くなったが、左上1番のコンポジットレジンの変色部分のやりかえも行うとより自然になる。

Before

After

途中経過

症例5

基礎情報

年齢・ 性別	30代・女性
主訴	主訴：歯の色を全体的に白くしたい 治療部位：左上1、2番
治療内容	歯の色を全体的に白くしたいとのことでホワイトニングをご検討されていたが、精査したところ、左上1，2番の根尖に黒い透過像がみられた。 神経が生きているかどうか検査したが、反応がなく、失活していることを確認。 先に左上1，2番の神経治療をしてからウォーキングブリーチで歯を漂白をしていった。
治療期間	3ヶ月（7回）
治療費	合計：38,000円 ・内訳 根治：約5,000円　（保険診療3割負担） ウォーキングブリーチ3回分：33,000円 （2024年6月現在）
リスク・副作用	神経治療 ・治療後に痛みが出ることがある ・神経治療では細い器具を使用するため、器具が破折する可能性がある ウォーキングブリーチ ・後戻りをすることがある ・効果には個人差がある ・漂白剤の化学反応で内圧が高まり痛みが出ることが稀にある
担当者所見	もともとさほど変色しているわけではなかったため、神経の治療と、3回目のウォーキングブリーチで、色の改善がみられた。

Before

After

Before

After

途中経過

症例6

基礎情報

年齢・ 性別	20代・男性
主訴	主訴：神経治療をした左上の前歯の色味が気になる。 治療部位：左上1番
治療内容	左上1番ウォーキングブリーチ
治療期間	約1ヶ月（3回）
治療費	合計16,500円 ウォーキングブリーチ5,500円×3回 （2024年7月現在）
リスク・副作用	後戻りすることがあります。 漂白剤の化学反応で内圧が高まり痛みが出ることがあります。 神経が残っている歯や、状態の脆い歯には行えません。 重度な虫歯や歯周病、根の病変がある歯も行えません。 18歳未満、妊娠中、授乳中、無カタラーゼ症の方には行えません。
治療方針	左上1番の裏側から穴を開け、漂白剤を入れてから1〜2週間で薬液の交換を3回行った。
特記事項	マウスピース矯正中のため、マウスピースが入るか確認しながら行った。
担当者所見	1回目ではあまり色味の変化がなかった。 2回目で若干色味のトーンは上がったが、まだ暗い印象であったため、3回目を行った。 色味はかなり上がり、患者さまにもご満足いただけたため、コンポジットレジンで蓋をして終了した。

Before

After

途中経過

症例7

基礎情報

年齢・ 性別	20代・男性
主訴	主訴：前歯を白くしたい 治療部位：右上1番
治療内容	右上1番の黒ずみが気になるとの事で精査したところ、右上1番の根尖に黒い透過像がみられた。神経が生きているかどうか検査したが、反応がなく、失活していることを確認。 先に右上1番の神経治療をしてからウォーキングブリーチで歯の漂白を行った。
治療期間	1ヶ月（6回）
治療費	合計：18,500円 ・内訳 根治：約2,000円　（保険診療3割負担） ウォーキングブリーチ3回分：16,500円 （2024年7月現在）
リスク・副作用	神経治療 ・治療後に痛みが出ることがある ・神経治療では細い器具を使用するため、器具が破折する可能性がある ウォーキングブリーチ ・後戻りをすることがある ・効果には個人差がある ・漂白剤の化学反応で内圧が高まり痛みが出ることが稀にある
治療方針	もともと外傷で失活していた歯であった。 根管治療を行いウォーキングブリーチで漂白を行った後、CRで修復した。
担当者所見	もともとの変色の度合いが強かったため、3回のウォーキングブリーチで改善が見られ、隣在歯との色の違いが減った。 患者さまに満足していただけた。 完全に色を治したい場合は、ジルコニアボンドクラウンで治すことも出来ます。 セラミックの症例 ・ 治療例紹介 >

Before

After

Before

After

途中経過

まとめ

いかがでしたか。神経のない歯でも白くすることができるホワイトニングがあることがお分かりいただけましたでしょうか。

神経のない歯の変色に悩んでいる方は、歯医者さんに相談し、是非一度検討されてみてはいかがでしょうか。

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