目次
インビザラインGoアライナーの特徴

- 目立ちにくい
- カスタムメイド
- 取り外し可能
インビザラインGoシステムとは
インビザラインは、薬機法上の医療機器には該当しないため、厚生労働省により承認された医療機器ではありません。米国のアライン・テクノロジー社によって製造されたものを直接、輸入しています。
国内で製造されるインビザラインに類似したカスタムメイドの矯正装置は、歯科技工士法上の矯正装置に該当し、それらを使用した矯正治療があります。インビザラインは、これまで世界中で1,000万以上の患者に使用されていますが、予見できない重大の健康被害等は報告されていません。
◇ feature1
アライナー(マウスピース)を順次使用し歯列矯正をしていく矯正装置です
◇ feature2
食事、歯磨き時に取り外し可能な矯正装置となります
◇ feature3
継続的に弱い力を加えて、最終位置まで少しずつ移動していきます
◇ feature4
1日22時間以上装着し、約1週間に1度アライナーを交換します
◇ feature5
最長20セットで完了なので、最短で約5ヶ月
iTero(口腔内スキャナー)
◇ iTeroについて
◇ マウスピース矯正のシミュレーション
従来の矯正治療との違い
1.矯正中でも目立たない
金属のワイヤーを使用する矯正と違い、透明のマウスピースであるため目立ちにくいです。
2.口腔内ケアがしやすく、虫歯や歯周病になりにくい
マウスピースは取り外し可能なため、矯正中もこれまで通りの歯ブラシの仕方でケアできます。磨きづらい・汚れが溜まりやすい固定式の矯正装置が入っていると虫歯や歯周病になりやすいですがその心配はありません。また、食事中は取り外すため、食事も今まで通り楽しむことができます。
3.金属アレルギーの方でも安心
4.治療期間が短い・通院頻度も少なくできる
従来の全体矯正ですとトータル2年ほどかかることもあるが、インビザラインGoだと最短5か月で矯正が可能です。また、矯正治療中は月1回の来院となるので、忙しい方でも無理なく行えます。
5.症例によっては適応とならないことがある
歯並びのみならず骨格的な問題であったり、歯を動かすスペースを確保するために歯を抜く処置を要する大きな位置移動が必要なケースでは、従来の矯正治療が適応となります。
5つのステップ
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専用のアプリで症例評価
スマホやタブレットで患者様の顔面と口腔内を写真撮影し、その場でインビザラインシステムで治療できるかどうか評価が可能。
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専用のアプリで症例評価2
《主な適応症例》
・ローテションの改善(約20度)
・歯列の拡大・縮小
・挺出・圧下
・軽度のスペースの閉鎖
・補綴用スペースの確保
・2歯までの前歯クロスバイト
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デジタル印象採得
口腔内スキャナー(iTero)を使用して、お口の中をスキャンする。
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デジタル印象採得2
治療後のイメージをすぐに視覚的に提示することが可能。最終的な治療計画の立案のため、症例をアライン社に提出します。
*この際、治療計画費用(22,000円税込)がかかります。
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治療計画の確認と承認
・最終位置の確認
・アタッチメント、IPRの確認
・患者さまの同意を得て、アライナーの発注へ*この際、ご契約となりアライナーの費用がかかります。
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治療計画の確認と承認2
《アタッチメントについて》
歯を動かすために必要となってくるボタン状の突起物。コンポジットレジンと呼ばれる白いプラスチックの材料からなります。見た目もほぼ気になることはありません。
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治療計画の確認と承認3
《IPRについて》
歯を動かすスペース確保のため、エナメル質と呼ばれる歯の表層を0.5mm以内の最小の範囲で削ります。
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治療・モニタリング
《アライナーの取り扱いについて》
・1日22時間以上装着すること
・アライナーは約1週間ごとに交換してください
・食事中は外すようにしてください。割れる原因となります
・取り外しの際は無理な力をかけないようにしてください
・食後はアライナーを外して、ご自身の歯とアライナーのケアを行ってください*強い痛みや激しい不快感を感じた場合、担当医にご相談ください
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治療・モニタリング2
《モニタリング・調整》
月1回歯科医院でチェックします。現在のアライナーの適合性をみたりアタッチメントの脱離の有無がないかどうか必要に応じてIPRの追加を行います問題なければ、次のアライナーのセット分(4回分)をお渡しする。
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フィニッシングと保定
《追加アライナー》
さらなる歯の移動が必要な場合、また治療期間中にアライナーが適合しなくなった場合、追加でアライナーを発注する必要があります。開始日から2年間の間は追加アライナーが無料となります。
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フィニッシングと保定2
《保定》
・保定とは、矯正治療後の位置に歯を保持し後戻りを防ぐことをいいます
・リテーナーという装置を作成します
・保定は生涯続けるのが理想とされています。半年間は22時間以上の使用を推奨しております。(それ以降は就寝時のみ使用)
契約・お支払いについて
●アライナー発注時に契約の締結及び全額お支払いとなります。
●最終治療計画立案後のキャンセルは2万円のキャンセル料が発生致します。
●振込にてお支払いの患者様は、契約書に記載してある口座にお振込をお願いします。カードでの支払いも可能となっております。
●デンタルローン(最高500万円)を利用される患者様は、受付にてご相談ください。
●治療途中のキャンセルにおける返金は行なっておりません。
●治療を途中で中断した場合、医師の指示に従わず、アライナーを装着しなかった場合、後戻りした場合などは返金はできません。
インビザラインGo 価格表(税込)
アライナー | 418,000円 |
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モニタリング・調整料 | 5,500円 |
治療計画 | 22,000円 |
リテーナー (3組セット) |
55,000円 |
症例
現在の治療費と異なる場合がございます。最新の治療費は料金表をご確認ください。
インビザラインGOの症例①
基礎情報
年齢・ 性別 |
40歳・女性 |
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主訴 | 歯並びを綺麗にしたい |
治療期間 | 1年 |
治療費 | 合計495,000円 アライナー 418,000円 治療計画22,000円 リテーナー55,000円 (※管理,調整料 1回5,500円) (2022年7月現在) |
治療方針 | インビザラインシステムにてIPR(歯と歯の抜歯は行わず、間をわずかに削合してスペースを獲得する方法)と遠心移動(歯を奥に移動)を組み込んだ動的矯正治療を行い保定を行う。 |
特記事項 | 基本的には、どのマウスピース矯正を使ったとしても違和感や痛みが生じる可能性があります。痛みに関しては一般的に装着後、3~5日ほどで和らいでくることが多いです。 |
Before
After
Before
After
Before
After
- リスク・副作用
- 1日22時間装着しなければいけません。
基本的に歯磨きと食事以外は装着するようにしましょう。必要な時間マウスピースを装着していないと、十分な効果が得られない可能性がございます。
また、最初のシミュレーションの治療期間よりも長くなってしまうこともあります。治療を途中で中断した場合や、医師の指示に従わずアライナーを装着しなかった場合は後戻りする可能性があります。
- 担当者所見
- 上下前歯のでこぼこが気になる。できれば目立たずに矯正していきたいと来院。
インビザラインで十分良好な結果が得られると診断されたので、マウスピースによる矯正治療を開始しました。