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根の治療(根管治療)の成功率

Root foundation success歯の根の治療の成功率(つまり完治して再治療の必要がない)は、治療法にもより、また、客観的な統計も少ないようなので、明確には表現出来ません。

ただし、歯科医の腕や治療法によって、成功率はかなり異なるようです。

2、3回の通院で済むのか、1年も2年も苦しむことになるのか、大きな分かれ目になるので、気になるところです。

衝撃的な数値から挙げると、根管治療を終えた人の7割に、歯幹の中に菌が残っていた、という調査事例があるようです。

また、初回での成功率は半々だ、という暴論まであります。

我が国の場合は、諸外国よりも成功率が低いようです。

その原因は、諸外国ではラバーダムを使った治療が一般的に行われているのに対し、我が国では使われることが少ないからだそうです。

なぜ、我が国でラバーダムによる治療が多くないのかというと、ラバーダムによる治療法については、事実上保険点数がゼロになってしまうから、自費診療はともかく、保険診療では使われない、という点が挙げられます。

また、ラバーダムによる治療を好まず、ラバーダムなしに高い成功率を誇る歯科医もいるようです。

大学病院なら、保険点数関係なしに、ラバーダム治療を行うという噂もあります(だからと言って、大学病院の治療がいい、というわけではありません)。

そんなわけで、目安としては、名歯科医が治療をすれば、9割まで成功率が上がる場合もあれば、ラバーダムを使わなかった場合は5割以下に成功率が下がる可能性もある、という言い方が、あながち的はずれなものではありません。

ラバーダムも含めて、根の治療については、歯科医それぞれに考えやテクニックがありますから、よく相談して、納得の上治療を行うことが大切です。

何しろ、初回の治療の成功の如何(いかん)が、その後にも影響するのですから。