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虫歯を防ぐフッ素の効果と働き

簡単に自宅でできるフッ素塗布の方法

誰しもが「フッ素」という言葉をよく耳にすると思います。

今やフッ素はほとんどの歯磨き粉に含まれています。何となく歯に良いイメージがあるけれど、実際にフッ素がどんなもので、どういう働きがあるか分からないという方が多いのではないでしょうか。

フッ素塗布はむし歯予防や初期むし歯の治療にも使われるものです。子どもだけではなく、大人のむし歯予防にもいいとされています。

スウェーデンなどの予防先進国では当たり前のように行われ、むし歯予防にとって欠かすことの出来ないものとなります。

今回はフッ素の効果と働きをお伝えしていきます。

フッ素とは

フッ素とは

フッ素とはそもそも、自然に広く存在している元素です。海、川、土壌などありとあらゆる自然の中に存在しています。

フッ素は魚介類や野菜、肉、牛乳、塩、お茶の葉っぱなど、ほとんどの食品に含まれております。

私たちは日常、こういった自然からできた産物を食べていますので、飲み物や食べ物という形で私たちの中にも無意識のうちに常に取り込まれています。

また、私たちの体の中にも骨や歯の中に多く存在しており、骨や歯が作られるときやそれらの健康を維持するために必要不可欠な栄養素とされています。

しかし、飲み物や食べ物だけでは歯の健康を保つのに十分なフッ素の摂取は不可能で、むし歯予防のためには自分たちで意識してフッ素を歯に取り込んでいくしかありません。

フッ素が含まれる食品を摂ったり、毎日の歯磨きでのフッ素入り歯磨き粉の使用、歯科医院でのフッ素塗布が効果的です。

フッ素の効果

フッ素の効果

歯を強くする

フッ素は歯の溶け出した成分を戻す再石灰化のときに、歯の表面のエナメル質の成分と結びついてフルオロアパタイトという硬い構造になり、歯を強化します。そして、歯の表面を酸に溶けにくい性質に修復します。

歯が強くなることによってミネラルが溶け出す脱灰もしにくくなり、初期むし歯の発生を防ぎます。

特に乳歯や生えたての永久歯は柔らかいので、フッ素配合の歯磨き粉を使い、歯質強化に努めるとよいでしょう。

歯を再石灰化する

先ほども「再石灰化」という言葉が出てきましたが、再石灰化の意味は分かる方は少ないかと思います。

歯は食事のたびにカルシウムやリンなどのミネラルが溶け出し(脱灰)、唾液によって溶け出した成分を戻します(再石灰化)。

唾液中のミネラルの歯への沈着を促すことで歯を修復する、この働きを「再石灰化」と呼んでいます。この再石灰化の働きが弱くなったときに初期むし歯が始まります。

フッ素塗布を行なうことによって再石灰化が促進され、初期のむし歯に多くのミネラルが吸収されて初期むし歯が治っていきます。

酸の産生を抑制する(むし歯菌の活動を抑える)

むし歯は、歯磨きで落としきれなかったプラーク(歯垢)が作るむし歯菌の酸によって歯を溶かしていきます。

フッ素塗布を行なうとむし歯菌の活動が抑えられ、酸の量を減らすことで歯が溶かされないようにしてくれます。

フッ素は口の中に長く留まるほど効果的です。歯磨きのあとに口の中に残ったフッ素がむし歯予防に効果的に働きます。

ちなみに、フッ素を塗って一番効果の高い年齢は、歯の生え変わりの時期です。生えたての歯は質がまだ弱く、むし歯に非常にかかりやすくなっているため、この時期は積極的にフッ素を塗ったほうが良いでしょう。

具体的には、個人差はありますが乳歯の場合生後6ヶ月頃から2歳半頃まで、永久歯の場合は6歳から15歳頃までになります。

簡単に自宅でできるフッ素塗布の方法

簡単に自宅でできるフッ素塗布の方法

歯磨き粉の量は多めに、ゆすぐのは少なめ

ほとんどの歯磨き粉の中にはフッ素が含まれています。フッ素入りの歯磨き粉で歯磨きをするのはいい方法ですが、うがいを多くしてしまうとせっかくのフッ素の成分が流されてしまいます。
うがいをするのは軽めに1、2回でフッ素がお口の中に残るようにするのがむし歯予防には効果的です。

フッ素ジェル

ジェルは唾液に洗い流されず、お口の中に長く残ってくれるため予防効果が上がります。泡の立つ歯磨き粉よりもジェルタイプの歯磨き粉を使用したほうが良いでしょう。

フッ素洗口

ジェルの味やぬめりが苦手な方はフッ素入りの洗口剤でのうがいがおすすめです。液体なのでお口の中全体に行き渡ってくれます。

普段の歯磨きでフッ素をより効果的に効かせるコツ!

  • 毎日継続して使用する
  • 1日2回は歯磨きをする
  • 寝る前には必ず歯磨きをする
  • 3分以上磨く
  • ゆすぐのは軽めに、2回くらいまでにする
  • 歯磨きの後は飲食をしない

フッ素でむし歯予防

むし歯予防に最適な歯磨き粉

むし歯予防に最適な歯磨き粉

ジェルコートFは、フッ素が多く含まれているのでむし歯予防にもなり、歯ぐきにもいい成分も含まれていて幅広い効能があります。

歯医者で3ヶ月に一度のフッ素塗布

フッ素は魚介類や野菜、肉、牛乳、塩、お茶の葉っぱなど、多くの食品に含まれています

フッ素は自然界に存在するものであり、身近な食品にも含まれます。魚介類や野菜、肉、牛乳、塩、お茶の葉っぱなど、多くの食品に含まれています。毎日の食事で意識して、フッ素が含まれる食品を摂るように心がけましょう。

むし歯予防において、歯医者での高濃度のフッ素塗布を3ヶ月に一度行い、ご自宅では低濃度のフッ素入り歯磨き粉を使っての歯磨きを行うのが最も効果的です。

ご自宅での歯磨きも大切ですが、歯医者ではクリーニングを行い、フッ素が取り込みやすい状態にしてからフッ素塗布を行います。そのため、3ヶ月に一度の定期検診をおすすめしております。


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