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親知らず(智歯)抜歯後の穴

親知らず(智歯)抜歯後の穴 

Wisdom teeth after extraction holl親知らず抜歯後の穴は気になるものです。

舌や指で触ってみたくなるのですが、それは厳禁です。(舌で触るとドロッとしています)

ドロッの正体は、血餅と呼ばれる血の塊りで、それがあるおかげで、傷口の歯槽骨が剥き出しにならず、細菌の感染リスクが低くなります。

うがいをすると、その血餅が流れ出してしまう恐れがあります。

また、その箇所の歯磨きも控えてください。

食べ物も、抜歯の反対側の歯で食べるようにしてください。

できるだけ血餅に食べ物が触れないように注意してください。

注意していても、食べ滓が詰まったり、次第に汚れます。

その場合は、歯科医院でのクリーニングが望ましいです。

抜歯して一週間後辺りで抜糸しますが、その後も傷口が癒えるまではクリーニングが必要です。

親知らずを抜歯した後の穴なので、親知らずが大きくて穴も大きければ、歯肉が盛り上がってきて傷口を塞ぐまでに1ヶ月程度かかる場合もあります。

傷口が回復してくると次第に血餅は消えていきます。血餅は消えていく過程で、血球成分が無くなっていき、白くなります。

その後、完全に消えて、歯肉はピンク色になります。

これが正常な回復の仕方なのですが、最初から血餅ができないで、穴の凹みが剥き出しになる場合があります。

血餅形成不全、ドライソケットと言います。

ドライソケットになると、抜歯の数日後から鎮静化するはずの痛みが逆に激しい痛みになり、長引きます。

傷口の防御がなくなり、炎症を起こしやすくなります。

歯肉の炎症がさらに進行すると、歯槽骨炎になることもあります。

こうなると、抗生物質の長期服用になりますが、抗生物質に耐性のある細菌が棲みつくようになると、難治性の骨炎になる場合もあります。

その場合は、炎症部分の骨の除去を行います。