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歯周病の痛み

歯周病の痛み

Young Woman Holding the Side of Her Face in Pain

怪我や病気で、痛く辛い経験をしたことがある方は大勢いらっしゃると思います。
しかし、痛みがあるからこそ、怪我や病気に気付くことができるのです。

 

実は、歯周病はかかってから相当の期間は痛みがほとんどありません。
そのため、知らず知らずのうちに歯周病が進行し、強い痛みを感じる頃になると手遅れになっているというケースが非常に多いのです。

 

歯周病の初期の段階は歯肉炎と呼ばれます。
この状態の時は、痛みはほとんど感じることがなく、その他、歯がぐらついたり口臭が発生するということもありません。
本来、この段階であれば、歯周病を完治させることは容易と言われていますが、自覚症状がほとんど出ないこともあり、多くの人が歯周病にかかっていること事態に気付けません。

 

次の段階へ進むと歯周炎と呼ばれる状態となります。
歯周炎は、更に軽度・中度・重度の3つに分類することが一般的です。
軽度の歯周炎では、まだあまり痛みを感じることはなく、歯磨きの際、歯茎から頻繁に出血するようになったり、僅かな痒みを感じるようになります。
歯肉炎同様に軽度の時であれば、まだ治療によって十分完治を目指すことができます。

 

中度まで進行してしまうと、様々な症状が現れます。
歯がぐらつく、出血量が多くなる、口臭が強くなる、そして歯の痛みを感じるといった症状が出ることが一般的です。
また、中度の段階まで進行した歯周病は治療も難しくなっており、元の状態に戻すことは困難であるとされています。

 

そして、重度まで進行した場合は、既に歯を保護していた歯周組織はほとんど溶けてしまい抜け落ちる寸前の状態となっています。
そのため、ちょっとした刺激で強い痛みが走る、噛み合せに異常が出る、食事の度に歯と歯茎の間に食べ物が挟まるといった症状が生じます。
この段階では、元の状態に戻すことは不可能と言われ、非常に大変な治療をし続ける必要があります。

 

このように、歯周病は痛みが出にくいからこそ、気付くことができず重症化してしまう病気です。
しかし、初期の段階でも兆候のような症状が現れますので、少しでも気になったらすぐに医院にいくようにしましょう。